口臭の原因は実に多岐に渡りますが、日頃からケアを心がけることで、かなり改善することができます。
口臭を予防するための基本ケアとしては、
１）正しいブラッシングの仕方で歯磨きを行う。
２）朝起きたら、すぐに歯磨きをする。時間がない場合は、デンタルリンスでうがいをする。
（起床後の口内は、雑菌だらけ！睡眠時は舌がほとんど動かず、長い時間、唾液量が減った状態で細菌が繁殖しています。細菌を飲み込むことは、当然ながら健康に良くありませんから、すぐうがいをしましょう。）
３）口の中が乾燥しないように（唾液量が不足しないように）気をつける。
口の渇きを感じたら、水分を多めに摂取したり、唾液を促すように干し梅（干し梅など）や飴をなめたり、ガムを噛んだりすると有効です。お茶や梅には殺菌効果もあるのでお勧めです。
私たちの口内には、常に約200種類に及ぶ細菌が住み着いています。
普段は、唾液が口腔内を掃除して細菌の繁殖を抑え、清潔さを保っています。
ところが、口腔ケアを怠ったり、口が乾燥すると、瞬く間に雑菌が繁殖して口臭が強くなってしまいます。
歯磨きが雑だったり、回数が少なかったりすると、歯垢（ほとんどが細菌の死骸）が徐々に付着し、それが原因で歯周病や虫歯が発生してしまいます。
口臭を予防するための基本ケアは、上記の3点を心がけて行いましょう。
また合わせて、定期的に歯医者さんで虫歯の点検や歯磨き指導、歯垢の除去などを受けると万全です。
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